漫画、映画、アニメの短文感想。たまに考察

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フクダーダ「許嫁協定」1〜8巻、感想

「許嫁協定」1〜8巻、読んだ。

 

不思議なもので作者の18禁作品で、エロ〜いシーンを読んでいるので、オッパイ、パンツを見ても主人公、航と同じようなリアクションをしてしまう。

 

お話の展開は、誰と婚約するかということよりも、恋愛を楽しむことのような感覚があり、最終的な結末(結婚)への執着が薄い。

一部のキャラクターの恋愛ひとつで人生の全てが決まるわけではないというドライさが人間としての魅力になっている。

表面的にはしっかり「あなたが好き好き」なアクションをしているが、根底にはそういった大人な人生観がある。

 

恋の終わりがなければ、次のステップに進めない。恋に恋する乙女ではなく、人間関係の整理のような、それでいて情熱的な少女たちのアプローチから誰を選ぶのか、それぞれの少女たちとどういった結末を迎えるのか。

恋愛関係ではなく、人生のパートナー、許嫁を選ぶ物語の続きが楽しみ。